ハンドノットラグとハンドタフトラグ

腕利きの名職人たちが魂をこめて製作するスーキーのハンドノットラグとハンドタフトラグ。当社の職人たちは、適切な労働賃金保障と最高の労働環境を保証され、のびのびと働きながら傑作の数々を生み出しています。

これらのラグは似ているようで全くの別物。製作工程においても、かかる時間や労力においても、大幅な違いがあります。

お客様からよく質問を受ける、この2つのラグの違いを、以下に詳しくご説明しましょう!

ハンドノットラグができるまで

当社のハンドノットラグは、古代から伝わる製法を守り、手織り機で色とりどりの毛糸を丹念に織っていきます。

気が遠くなるほどに長い時間をかけて丹念に編み上げるハンドノットラグは、製作において非常に高い技術が求められます。こうして完成するラグはまさに至極の逸品。これ以上の素晴らしいラグは、どんなにお金を出しても手に入らないと言い切れるほど。

さて、製作工程についてお話していきましょう。まずは素材の選定を行います。ラグ作りにおいてはとにかく素材がものを言います。当社は高品質かつ再生可能な素材選びにとことんこだわります。選び抜かれたつややかなバンブーシルクと最高級の天然ウールは、精緻なハンドノットラグづくりにおいて、必要不可欠な上質素材です。

こうして仕入れたウールの原毛を特別な櫛でとかし、ならします。その後ウールの汚れを取り、美しい毛糸を紡いでいきます。

次に植物性の染料で毛糸を染め上げます。何百もの鮮やかな色彩を生み出す染め作業はとても重要な工程です。

いよいよ、もっとも手間のかかる工程の始まりです。職人たちが、色鮮やかに染まった毛糸を織り上げていきます。

スーキーのハンドノットラグは専用の手織り機を使い、職人の手で丹念に織り上げていきます。途方もない時間がかかる、大変に根気のいる作業です。

まずは手織り機に丈夫で耐久性のある縦糸を張ります。縦糸の両端部分は最終的にラグのフリンジとなります。この縦糸に、水平方向に横糸を絡ませることで、ラグの基礎部分ができあがります。

次に熟練職人が手作業でノット(結び目)を作っていきます。縦糸にパイル糸を結び、余分なパイル糸をカットすることで、ノットができあがります。なんと、スーキーのベテラン職人は1分間に30ものノットを作ることができるのです!調子が良ければ1万ノット作る日もあるくらいです。

スーキーのハンドノットラグはこのようなとても複雑なパターンゆえ、完成までには気の遠くなるような長い時間がかかります。

ラグを織りあげたら、洗いにかけます。この工程によって毛糸本来の自然な美しさやツヤがよみがえり、製作途中で付着したほこりや泥を洗い流すことができます。ラグがきれいになったら表面をならし、はみ出た部分をパイル糸をカットし、体裁を整えます。

こうして工程を経て、珠玉のアートと呼ぶにふさわしい、優れたハンドノットラグが生まれるのです。

ハンドタフトラグができるまで

ハンドタフトラグは同じくハンドメイドであるものの、決定的な違いがあります。ハンドタフトラグはパイル糸を縦糸に結び付ける作業がないため、より短い時間で完成します。ハンドノットラグと比べお値段は控えめながら、クオリティの高さも維持しています。

機械でタフトラグを作るメーカーもあるようですが、スーキーのラグはすべての工程を手作業で仕上げます。ここが大きな違いです。

ハンドタフトラグはタフトガンという専用の道具を使って製作します。デザインを下書きした基布に、タフトガンで毛糸のループを打ち込むことでラグの柄ができあがっていきます。

基布にすべての毛糸を打ち込み、ラグの柄が完成したら、基布の裏側をラテックス(天然ゴムの接着剤)で固め、さらにその上から裏布を貼り合わせます。

最後の仕上げとして、ラグの表面にはみ出た余分なループ部分をカットします。こうすることでラグのパイルができあがります。

ハンドノットラグほどに緻密な作りではありませんが、ハンドタフトラグも大変に美しいハンドメイドラグです。